Q.求職申込って何をするの?

[更新日]  ハローワーク情報局

求職申込は、初めてハローワークに行った人が最初に行う手続きです。

ハローワークで雇用保険の求職者給付を受けたい方も、仕事を探したい方も、まずは求職申込を行いましょう。求職申込を行うことで給付が受けられるようになり、求人を探したり窓口で相談できるようになります。

求職申込の流れや、具体的な手続きのやり方や必要書類などについて説明します。


求職申込の流れ

ハローワークで求職活動をするには、求職申込が必要です。求職申込とはハローワークに自分の情報を登録することです。まずは、求職申込の流れを確認してみましょう。

求職者申請の流れ求職者申請の流れ

1.ハローワークの総合受付に行く

初めてハローワークに来たことを伝えましょう。求職申込書を手渡されます。求職申込だけであれば、どこのハローワークでも手続きできます。

雇用保険の求職者給付を申し込む場合は、ご自身の住所を管轄するハローワークに行きましょう。最寄りのハローワークを調べたい方は、全国のハローワークページをご覧ください。

2.求職申込書に必要事項を記入する

求職申込書に必要事項を記入します。分からない箇所は空欄でも大丈夫です。

3.総合受付に求職申込書を提出する

求職申込書を提出すると番号札を渡されますので、窓口で呼ばれるまで待ちましょう。

4.窓口で担当者と面談する

窓口で呼ばれたら、担当者と面談します。希望する求人の業種・職種・条件など、求職申込書に記入した内容をもとに話をします。

5.「ハローワークカード」が発行される

ハローワークカードを受け取ったら、求職申込の手続きは終わりです。

ハローワークのサービスを利用するには、ハローワークカードやカードに記載された求職番号が必要になります。次回以降、ハローワークを訪れる際には必ず持参するようにしましょう。

6.雇用保険の求職者給付の申請をする

求職者給付の申請を行う方は、引き続き雇用保険の窓口に案内され、手続きを行います。窓口担当者の説明に従いながら、必要書類の提出を行います。

7.「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」を受け取る

しおりには、求職者給付を受ける方にとってとても重要なことが記載されています。家に帰ったらしおりをよく読んでおきましょう。

しおりの表紙には雇用保険説明会の日程が記載されています。雇用保険説明会には必ず参加しましょう。参加をしないと、給付を受け取ることができません。
雇用保険説明会については窓口担当者から説明がありますが、もし説明がないようだったらこちらから尋ねるようにしましょう。

求職者給付の申請について

雇用保険の求職者給付を申請する場合は上記7まで、申請しない場合は上記5までが、ハローワークに初めて行ったときにおこなう手続きです。

最初から講習を受けたりするわけではありません。担当者と一対一で話をする機会がありますので、分からないことや不安に思っていることがあれば確認しましょう。

求職申込書には何を書くの?

総合窓口で手渡された求職申込書には、自分の情報を記入します。いろいろ資格をもっている方は、資格の名前や取得時期などの情報をハローワークに行く前に整理しておくといいでしょう。

求職申込書に記入する内容

  • 氏名・性別・生年月日・家族構成などの基本情報
  • 住所・電話番号・メールアドレスなどの連絡先
  • 学歴・職歴
  • 取得している資格
  • 就職についての条件(希望職種・勤務地・収入、その他の希望など)

記入する内容は、履歴書に近い内容となっています。

希望条件などをまだ決めかねている部分があったら、とりあえず空欄にしておいて大丈夫です。窓口の担当者との面談の際に相談することもできます。

ハローワークに行くときの服装や持ち物は?

初めてハローワークに行き求職申込をする際は、普段着で問題ありません。ハローワーク利用者はスーツ姿より普段着の方が多いです。

スーツが必要になるのはハローワーク来庁後に直接企業の面接に行くような場合などに限られます。ちなみに、セミナーも普段着で大丈夫です。

求職申込をするために必要な持ち物・必要書類

求職申込をするだけでしたら、持ち物は筆記用具だけでも大丈夫です。作成済みの履歴書をお持ちであれば、持参することで求職申込書の記入がスムーズになるでしょう。

持ち物・必要書類

  • 筆記用具
  • 作成済みの履歴書(もしあれば)

求職者給付を申込むために必要な持ち物・必要書類

雇用保険の求職者給付を申し込む場合に、準備しておくとよい持ち物や必要書類は以下の通りです。

持ち物・必要書類

  • 退職時に企業からもらった離職票
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 筆記用具
  • 本人名義の預貯金通帳
  • 印鑑
  • 写真2枚(タテ3cm×ヨコ2.5cm程の大きさで上半身が写っているもの)
  • 離職票に記載の、離職理由を証明できる書類(もしあれば)

写真はなくても申し込み可能ですが、後日提出しなくてはならなくなるので、あらかじめ持参しておくと二度手間にならず便利でしょう。

いつハローワークに行けばいいの?

ハローワークには平日8時30分から17時15分までの間に行きましょう。この時間内であれば、いつでも求職申込を受け付けています。

一部のハローワークでは、平日の19時頃までやっていたり、土曜日も開いている施設もあります。しかし求職申込や雇用保険の求職者給付の申請ができるのは、平日の8時30分から17時15分に限られています。時間外に行かないよう気をつけましょう。

どれくらい時間がかかる?

求職申込と雇用保険の求職者給付の申請を合わせて、早ければ1時間もかからず終わるでしょう。窓口の混雑状況などによって所要時間は変化します。時間には余裕をもって行くようにしましょう。

ハローワークは相談待ちをしている求職者で混雑していることも多いです。混雑を避けたいなら開庁してすぐなどがおすすめです。

まとめ

ハローワークを活用するならば、まず最初に求職申込をする必要があります。求職申込をすることで、雇用保険の受給や求人検索・就職相談・セミナーの申し込みができるようになります。

行く前は少し不安があるかもしれませんが、ハローワークの職員に聞けば案内・案内してくれます。早めに求職申込を済ませて、ハローワークを有効利用しましょう。

ハローワーク情報局では、ハローワークに関連した疑問や質問、不安を解決する記事を掲載しています。引き続きハローワークについてまとめた記事をご覧ください。

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